『食でととのう~サウナ好き管理栄養士が思うととのいとは~ vol.4』

管理栄養士         ~第4回 サバでととのう~

今月は弊社エル・エスコーポレーションの原料でも取り扱いのあるサバについてご紹介いたします。また、サバの水煮缶を使用した簡単なレシピもご紹介します。

 魚離れ?

突然ですが、みなさんは週に何回くらい魚を食べますか?

現在、魚介類の1人当たりの消費量は減少を続けています。「食料需給表」によれば、食用魚介類の1人1年当たりの消費量は、平成13(2001)年をピークに減少しているそうです。調理の手間やレパートリーの少なさ、肉類の摂取が増えたこと等が理由として挙げられます。

参考:水産庁「水産物消費の状況」より

私は週に3回くらい魚を食べています。意識しないとお肉料理が続いてしまうことが多いので、お肉・お魚・大豆製品が交互にとれるように大体の献立を立ててから買い物に行くようにしています。調理をする時は、炊き込みご飯にして炊飯時にお米と一緒に魚を入れ、焼く手間を省くことで、できるだけ作業が少なくなるよう工夫しています。また、今回ご紹介するレシピのように缶詰めを活用することも調理の手間を省くことができるのでおすすめです。

 サバの栄養

サバは身体に良い栄養成分が多く含まれています。

中でもEPA(エイコサペンタエン酸)・DHA(ドコサヘキサエン酸)は青魚の中でもサバに多く含まれています。EPA・DHAなどの不飽和脂肪酸は、記憶力や集中力の維持、血液をサラサラにしてくれる効果、中性脂肪の低下などに役立つといわれています。

また、サバにはタンパク質も多く含まれています。最近はタンパク質不足も大きな問題となっていますが、タンパク質不足は筋肉量の低下・免疫力の低下はもちろん、身体の様々な組織の構成成分になっているので、積極的に摂取していきたいものです。

お肉からもタンパク質は摂取できますが、過度な摂取は飽和脂肪酸を摂取することによる脂質異常症や肥満に繋がってしまう可能性があります。お魚・お肉をバランスよく摂取した食生活を意識していきましょう。

魚は身体に良いとはわかっていても、においが気になってしまったり、調理が面倒だと感じている方は多いのではないでしょうか。また、子どもが魚を食べないといった意見もよく耳にします。

今回はそんなお悩みを解決する「サバの水煮缶」を使用した「サバトマトパスタ」を紹介します。

 

 

今回はパスタを紹介しましたが、カレーに入れても臭みがなくなるのでおすすめです。最近はサバを使用したカレー屋さんもあるのでぜひ訪れてみてください。

 注目成分:セレノネイン

セレノネインは、2010年、当時の水産総合研究センター(横浜市、現・国立研究法人水産研究・教育機構 水産技術研究所)の山下由美子博士が発見した成分です。特にサバなどの回遊魚の血合肉や血液に多く含まれています。

人はストレスを受けると活性酸素が増え、病気発症のリスクにもつながるといわれています。活性酸素の除去が大切になってくる中で、セレノネインは活性酸素の除去能力が、ビタミンEの500倍にもなるといわれており、今後注目の成分となっています。

弊社ではセレノネインを規格したサバの原料を取り扱っております。

・サバペプチド

国産天然サバを100%まるごと(※1)酵素処理した高たんぱく質の原料です。

サバペプチドの詳細はこちら

今月の整い場所は【光明泉】

目黒区にある「光明泉」。中目黒駅から徒歩3分の立地の良さと、屋上3階にある露天風呂が魅力的です。創業45年目と歴史ある銭湯ですが、2014年3月に全面改装オープンし、モダンで清潔感のあるサウナになっています。サウナ以外には高濃度炭酸泉・人工ラジウム泉があり、関節痛や神経痛の緩和にお勧めです。夜遅くまで営業しているので、仕事終わりに気軽に立ち寄ることができます。露天風呂は毎週金曜日に男女入れ替えとなっておりますので、ぜひチェックして、露天風呂の日に訪れてみて下さい。

 

光明泉の詳細はこちら

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